日高神鍋観光協会では、100年後も神鍋高原の観光を存続するべく、気候変動対策に関して学び行動していくことを目的に、サステナブルツーリズム委員会を立ち上げて事業を行っています。当会ではこのたび、地元の小学校である清滝小学校にて断熱ワークショップを開催する運びとなりました。参加対象は清滝小学校在学中の児童と保護者の親子です。
「自分たちの学校を自分たちで快適に」を合言葉に、普段は使えない工具や電動ドリルなどの使い方などレクチャーをしていただきながら、断熱について学べる楽しいイベントです。ぜひとも皆様のご参加をお待ちしております。清滝小学校の在学中のお子様がおられるご家庭はぜひ奮ってご参加をお願いします。
気候変動対策として「断熱」は大きなキーワードとなっており、小学校の児童と保護者の皆様にとっても以下の項目に関して大きな効果を得ることが期待できます。
①省エネ
断熱することにより、夏は涼しく、冬は暖かい環境を作り出すことで電力の消費を抑えることができ、省エネにつながります。エネルギー消費を抑えることでCO2の排出も抑え、脱炭素化へつながります。
②教育
児童が実際に体験することで、今後将来世代にわたって影響のある気候変動問題に関しての、取り組む意味や過程を深く理解することができます。ワークショップ後もさまざまな場面でCO2をどう削減していくか、再生可能エネルギーや気候変動の実態はどうなのか、自分達には何ができるのかなど、探求を深めるきっかけになります。
③健康
夏には熱中症対策、冬には血圧の乱高下によるヒートショック、喘息、メンタルヘルスの悪化などを防ぎます。WHO(世界保健機関)も室温18℃以上を強く推奨しており、より健康な環境づくりを目指せます。
また、当日は日高神鍋観光協会員及び協賛いただいた個人・企業の代表者様を対象に、断熱について学べる断熱セミナーも開催いたします。
講師はワークショップに引き続き、株式会社エネルギーまちづくり社の竹内様、内山様をお迎えしております。省エネ・断熱の効果や健康に良いという理由、設置コストや家計への助けになるのか(家計への負担削減になるのか)企業や地域が断熱に取り組む意義などお話いただきます。
当ワークショップを通じて、地域における気候変動や断熱についての関心がさらに高まること、そして行動の一つひとつが100年後も雪が残る神鍋高原に向かい、地域が持続的に発展していくことを祈っております。
もう一点、お願いがございます。
開催に向けて準備を進めていますが、予算につきましては、可能な限りの自主財源を持ってしても実行するにあたり大変厳しいところでございます。
つきましては、何かと経費のかさむところ恐縮に存じますが、本活動に対しまして趣旨や熱意をくみ取っていただき、皆様方の温かいご理解のもとご寄付・ご協賛についてのご支援とご協力をお願いする次第です。
いただきましたご支援は、主に(1)断熱改修における資材費(2)図書室に寄贈する小学生向け気候変動関連図書(3)当日参加者が楽しんでいただけるお菓子などの提供 に充てたいと考えております。
「個人協賛」と「企業協賛」に分かれており、ご支援に応じての返礼品等もご準備しております。
協賛のお申し込みは以下のURLより協賛申込書をダウンロードし、ご記入の上事務局までFAXをいただくか、もう一つのURL(googleフォーム)にてお申し込みの上、お振込をお願いいたします。
清滝小学校断熱ワークショップが無事開催できますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
1 名 称 清滝小学校断熱ワークショップ
2 日 時 令和5年10月22日(日)
3 場 所 清滝小学校 図書室
4 主 催 日高神鍋観光協会(サステナブルツーリズム委員会)
5 協 力 株式会社エネルギーまちづくり社、Climate Integrate、さがわ設備、豊岡市
6 内 容 (1)清滝小学校の図書室を使用し、親子参加型の断熱改修ワークショップ
(2)エネルギーまちづくり社の断熱講習会
7 お申込 日高神鍋観光協会 TEL:0796-45-0800 MAIL:info@hidaka.kannabe.info